園長から伝えたいこと

懇談会のお話から、子どもの「苦手」についてのお話。

 発表会背景制作の画像は藤の花が満開ですが、県内でも積雪というニュースが流れ、この辺りにも本格的な冬がもうそこまで来ていると感じる今日この頃です。幼稚園バスも冬タイヤに交換し、鳥小屋も風よけの波板を設置しました。
地域の気候に適応して長生きしているインコたちですが、これから籠に入ってもらって、私の家で冬を越すことになります。

 さて、懇談会にお越し頂いてありがとうございました。直前に親子活動があった学年の保護者からは、「園での様子を見て安心したので、懇談会希望しましたがキャンセルします」という声も聞かれました。園生活を見て頂く機会を設けられてよかったと思います。

 年少さん、年中さんはこれから親子活動を行います。
お忙しい時期だとは思いますが、新型コロナ感染症の状況が落ち着いている時期しか企画できないため、
お子さんの園での様子を見ながら活動を楽しんで頂きたいと思います。

 今の時期、子どもたちを見ていると、子どものバックグラウンドでもあり大切な拠り所でもある、家庭が安定していることが伺われて、安心しております。
 入園進級から8ヶ月、友達や先生との関係性が構築されて、賑やかな毎日の中にも、二学期後半特有の落ち着いていて和やかな空気感が漂う園内です。

 さて、以下に懇談会やメールでいただいた、こどもたちの成長を感じるお話を載せてみました。

🎄 一学期に比べ、特定の仲の良い友達だけでなく、いろんな友達の名前が出てくるようになった。  

🎅 園で教わったこと(給食の時の姿勢、食べ方)を家でも実践したり、こうしないとだよと教えてくれる時がある。

🎄 小食なのに夕食時に、ブロッコリーにマヨネーズやドレッシングなど何もつけずに、丸々一房食べたことに家族みんなで驚いた。

🎅 男女 問わずいろいろな子の名前がきかれるようになり、幼稚園に楽しんで通っているんだなぁと感じることができる。

🎄 給食で食べられるようになった野菜を「家でも食べてみるから今度出して」と自分から言ってきた。家で出すと、食べてくれた。

🎅 幼稚園でしか経験できないことを、たくさんやらせていただいてありがたい。

🎄 具合が悪い日も幼稚園に行きたくて泣くほど、幼稚園が好きになりました。

🎅 お家では食べてくれない野菜も幼稚園ではたべているみたいで、嬉しい。

🎄 給食ででたメニューを作って欲しいと言われたり、食材、どんな力になるのかなど、お家でも教えてくれるようになった。

🎅 自分のことは自分で頑張ろうとする姿がお家でもみられるようになった。

🎄 発表会をとても楽しみにして、お家でも曲をかけて踊っている姿がある

🎄 幼稚園での話をしてくれるので、園生活の楽しさが伝わって面白いです。

🎅 登園した時にお友だちが声をかけてくれるのがとても嬉しいです。クラスのお友だちの優しさに感謝しています。

🎄 給食で苦手な食材も食べてみようとチャレンジしているようで嬉しいです。

🎅 あらゆる面で成長を感じています。先生方には色々とご指導していただきありがとうございます。

🎄 身支度なども自分で取り組めるようになりました。

🎅 友達の話がたくさん聞かれるようになり、園生活を楽しんでいる様子がうかがわれます。

🎄 家でも苦手な野菜などに、自分から箸をのばすことが多くなり、給食のありがたさを感じています。

🎅 家庭でも箸を上手に使うようになりました。

🎄 幼稚園で廃材や空き箱で制作を行っているので、家でも廃材を使って工作遊びを楽しんでいます。

🎅  コロナ対策お疲れ様です。おかげで安心して園に通わせることができます。

🎄 発表会の台詞を覚えて家で練習しています。可愛くて、親はニヤニヤしながらみています。

🎅 美術館ワークショップとても有意義でした。子どもも思っていた以上に作品に興味を持っていてびっくりしました。幼稚園でのしもん先生はじめとする先生方の指導がここまで成長させてくれたのだと思います。帰ってきてからもずっと「楽しかったね!」と言っていて、参加して本当に良かったと思いました。企画していただいてありがとうございました。

🎄 卒園制作をとても楽しみにしています。

 いろいろなお話聞かせていただいて、ありがとうございました。

 さて、懇談会では、子どもの苦手を心配する声も聞こえてきたようですので、少しお話しさせてください。

 苦手、といっても対象は様々です。例えば、野菜嫌いの方に、単色の野菜(例えば茹でたブロッコリーやミニトマトなど)が食べられない方がいるように、持って生まれた気質からある物やことを生理的に受け付けることができない、という本当の意味での苦手を持っている方もいます。

 そういったことではなくて、やったこと、食べたこと、見たこと、触ったことがないから、あるいはちょっと経験したけれどうまくできなかったから、思ったのと違っていたから、自信がないから…などという理由でパッとやりたがらない=この子はこれが苦手、と捉えてしまうことはありませんか?

 子どもの資質は大人には計りきれないほどたくさんあって、それらの伸びしろは大人が想像するよりずっと深くて大きくて広い、と、幼児教育の現場に長いこと携わっている私は実感しています。(本当は子どもに苦手なんてないとも思っています)

 「苦手を作っているのは、もしかしたら大人側の意識かもしれない」お子さんと接する毎日、そんなふうに思ってみることも大切だと思います。もちろん、私もいつもそう思っています。

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