毎年2月頃になると卒園制作の中で最も充実した時間がやってきます。
なぜなら、制作当初は、大きな制作に対する戸惑いや不安があったり、意気込みすぎて空回りする様子もありますからね。
このくらいになると、自分がなんの為に頑張っているのか、何を成し遂げたいのかがはっきりとしてきます。
大人も子どもも人間です。
初めてのこと、失敗したくない気持ち、持ってて当たり前なんです。
そして、同時にきちんと頑張りたい、出来る様になりたい気持ちも持っているんです。
この気持ちは、情熱の火種です。きちんと薪をくべて風を送ってやれば、勢いよく燃え上がります。
中途半端な気持ちで向き合えば、湿気った薪をくべて、冷や水を浴びせるも同然です。
僕は、自分が教えて欲しいとき、力を貸して欲しい時に向き合ってくれる先生が欲しかった。
もっと色んな面から自分の頑張りを認めてほしかった。
それは、あまり叶いませんでしたが、良い経験です。
努力は、自分のためにするものだと気がつかせてくれました。
さて、子どもたちの現在地は、非常に良い場所です。
小高い丘に登ったのかと思うと、もっと高い山が見えてきて、それに興味も示しています。
僕から伝えられることは、全部伝えてあげたいと思うけど、それは傲慢ですかね笑
さぁ、ここからが面白い。
どこまで行けるか見ものですね。
皆さんも、ぜひご一緒してみませんか。